九州の方々は、不安でお過ごしだと思います。
今回の一連の地震、14日夜のものが前震で、16日朝の連震が本震だと。これだけ連続で震度6強が続くのは前例がないようですね。
マンションがぱくっと縦に割れてしまった映像も流れましたが、あれは耐震構造上正しい在り方です。横に長い状態で揺れに耐えるよりも、縦に分断して個々に揺れに耐えた方が建物のダメージが少ないのです。廊下や、コーナーにその分断ユニットが使われています。
というのは当社建築士、大滝の話でした。
地震国の日本に住んでいれば、どの地域でも地震に対しての対策は立てていかなければいけませんね。
必要なものはそのご家庭で違うとは思いますが、備えあれば憂いなし。特に乳幼児や介護介助の必要な方が同居されている場合、備えとともに近隣の住人の方にもその旨をお知らせしておくことも大切です。
東日本大震災では、高台に避難する小学生が、近隣のお年寄りに避難を促して一緒に逃げて助かったという話を聞きました。また、自宅にいた高校生が近隣の安否を確認し、励ましながら避難誘導したという話もありました。
災害時に誰かを助けるのは、大人だけとは限りません。できることを全員がやっていけるといいと思います。
これ以上の被害拡大がないことを心から祈っています。
朝日工営株式会社