可愛い招き猫は千客万来、金運招福の縁起物。
左手を上げているのは雌で“千客万来”。右手を上げているのは雄で“金運招福”だそうな。 中には両手を上げている猫も見受けます。両手を上げている猫は“千各万来”と“金運招福”の両方を祈願する欲張りな人に人気だそうな。
招き猫の発祥は 遊郭の吉原だそうな。 吉原の“女郎”のお姉さんたちは吉原に繰り出す男衆に、格子の中から流し眼なんかを使いながら、左手に持った煙管を上にあげ、「おいで、おいで」をして男心をくすぐりました。 その仕草を、寂しさを紛らすために飼っている猫をモデルに作り上げ、“千客万来”の縁起物にして願掛けしたのが招き猫だそうです。
その縁起物が料亭やお茶屋等の飲食業界に広まって、次第に江戸中に広まって行ったようです。 きっと、吉原に遊びにきた料亭の“若旦那”かなんかが 「こりゃーいいじゃん。」とかなんとか言って自分の店に飾ったんじゃーないでしょうか。?
招き猫が吉原生まれで“色っぽい”なんて知りませんでした。
でも、両手を上げている猫の性別はどちらなのか解りませんでした。 どなたか知っている方は教えてくれると嬉しいのですが。