北朝鮮が人工衛星を打ち上げるニュースが波紋を広げています。
4月14日に新宿御苑で行われる予定の「桜を見る会」が中止されました。野田総理を始め閣僚が出席して、桜を愛でながら、国民との懇親を深める観桜会だったのですが、予定日の前後に北朝鮮が人工衛星を打ち上げると発表したため、急遽、中止となったようです。
おそらく、予定どおり開催すれば、野党やマスコミから、「北朝鮮が人工衛星打ち上げに名を借りた、弾道ミサイルの実験をしていると言うのに “緊張感が足りないとか、国防意識の欠如もはなはだしい。”との批判が渦巻くことが必定だからでしょう。
そうでなくても、野田内閣の内閣支持率は低迷しているのですから。
揚げ足取りに終始して何も決められない国会が、日本経済の停滞を長引かせ、国民生活を疲弊させていることはだれの目にも明らかなのに、与党も野党も些細なことに拘り、不毛の議論を繰り返すだけ。
もう、日本の将来は破綻国家になるしかないのでしょうか?
「桜を見る会」に出席を予定していた私の娘は「なぜ、中止なのか解らない。北朝鮮のミサイルの打ち上げは、4月16日の筈。14日に観桜会を開催して何が悪い。」と憤慨していました。 娘は総理や閣僚と話がしてみたかったようです。
娘の夢を打ち砕いたのは北朝鮮なのでしょうか、それとも、批判を恐れた日本政府なのでしょうか?
“おしゃべり九官鳥”