今年も金木犀が咲き、良い香りを撒いています。
金木犀が咲くと、待望のキノコの季節を迎えます。今年も美味しいキノコを沢山食べようと手ぐすねを引いて待っていたところに“ナラタケ”と“ヒラタケ”届きました。
“ナラタケ”は別名“ササコ”と呼ばれていますが、シャキとした歯触りで大変美味しいキノコです。“ヒラタケ”は灰色のキノコで、スーパーなどでは栽培したキノコを“シメジ”などと称して売っています。
天然のキノコと栽培キノコでは、味が全く違います。 山で掘る自然薯と畑で栽培する長イモの味の違いと同じです。 キノコの魅力は何と言っても“出汁の旨さ”です。 味噌汁、キノコうどん、キノコのすいとん 等、どの料理もおいしくてヨダレが出てきそうです。
今日の夕飯はキノコうどんにします。 “ナラタケとヒラタケ”を多めに入れて、肉は豚肉が合います。 なすと大根を小さめに切って、出汁はカツオと昆布の合わせ出汁。 キノコから出る出汁はカツオと昆布の合わせ出汁とは混ざることはなく、 口の中で、一呼吸あとに旨さが舌に浸み込みます。 これが、キノコうどんの醍醐味です。
キノコを洗って泥やゴミを取り除き、塩水に少し浸します。後は、煮付けて食べるだけ。 今日は早く自宅に戻ることにします。
“おしゃべり九官鳥”