私の友人に日本酒に“うるさい人”がいます。苗字は都合によりお知らせできませんが、名前は “誠司” といいます。
私も50歳を過ぎた頃から日本酒が“旨い”と感じるようになり、いまでは、すっかり日本酒党になっています。 でも、まだ駆け出しの日本酒党の党員ですから、とりあえず、先輩の皆様に旨い酒を教えて頂いて試飲しています。 お気に入りのお酒に出会うまで色々な銘柄を飲みまくってみたいのです。
今までの中では、北陸限定の菊姫の吟醸 が一番旨いと感じています。 人気の高い十四代の純米大吟醸や越乃寒梅の金無垢(大吟醸)、をはじめ、菊姫の菊理媛、黒吟、吟、あさ開の純米大吟醸等、およそ旨いと言われるお酒を飲んでみましたが、 値段だけべらぼうに高いだけで、コストを加味すると、満足感は得られません。
今までの、十数年のつたない経験から“なまいき”を言わせて頂ければ、お酒は、コストを加味した味でなければ、満足感は得られないと思います。 “この値段でこんなに旨い” という満足感が気持ちの良い“酔い”に いざなってくれると思います。
今まで、高いお酒だから旨いと感じた事は一度もありません。むしろ、“がっかり” します。そして、腹が立ちます。二度と飲むまいと心に誓います。
その中で今のところ、前述の、“菊姫 吟醸”が 一番旨いと思っています。 “安くて旨い酒” を訪ねて、これからも勝手に頑張ります。
“おしゃべり九官鳥”