町田の北部の公共交通はバスしかありません。
山崎、桜台、小野路、上小山田、下小山田、各地区の不便さは、腹が立つ程です。 車が無ければ生活出来ないなんて、地方の過疎地の生活と変わりません。 なんで、こんなに不便なのでしょう?
昔、昔。町田市に大下勝正さんと言う市長さんがいました。 社会党の市長さんで、町田市の初代市長の青山藤吉郎さん(自民党)の後の2代目市長です。 青山市長さんは色々話題の多い方でしたので、清廉潔白なやさしい市長として、さっそうと登場しました。
大下市長は就任してから、“町田市の核兵器廃絶都市宣言”を行い、市庁舎の入り口に大きな立て看板を建造しました。 それから、もう一つ、“モノレール廃絶宣言”をしたのです。 モノレール廃絶宣言は立て看板を立てませんでしたが、 これには、 東京都交通局がびっくり仰天。
東京都交通局は多摩ニュータウン計画で多摩センターから町田までモノレールを建設する予定でしたから、まさか、町田市の市長さんが“モノレールはいらない。” と言うとは “超想定外”
そこで、東京都交通局はモノレール建設計画から町田市を除外することにしました。
その後、寺田市長(社会党)を経て、現職の石坂市長(無所属保守系)になってから、東京都交通局にあたまを下げて、“なんとか町田市にもモノレールを建設して下さい”と頼み込んだのです。 ところが、お役人、簡単には許してくれません。 “いまさら、それは、無いでしょう。” とつれない返事。
モノレール建設に関して、関係市町村が協議会を作っているのですが、なんと、町田市だけが、“仲間外れ”になっていたのです。 この協議会の会費は1万円だそうですが、それを“けちって”いたのかもしれませんが、とにかく、町田市のモノレール建設はカヤの外なのです。(最近、会費を納めて、何とか仲間に入れてもらえたそうです。)
多摩センターから町田までモノレールが伸びれば、町田の北部の交通は便利になり・・・・。 さらに、乗客が増え赤字運転から黒字運転に変わったはずなのに・・・・。
大下さん。 私のブログ見てくれてますか?
“おしゃべり九官鳥”