宮城県警が、16歳から18歳の少年5人を津波の被害をうけたコンビニのATMから、1300万円を盗んだ容疑で逮捕したニュースが報道されました。いやなニュースですが、今、地震と津波の被害地の他、福島の原発事故による強制避難地区や計画的避難地区では、空き巣泥棒が多発して、警察が対応に苦慮しているそうです。
被災地の被害状況は、毎日あきるほどテレビで報道されていますが、被災地泥棒の報道はほとんどされていません。
私の妻の実家が福島県小名浜なので、小名浜には震災後ちょくちょく行くのですが、現地の警察官の話では、“大地震による大被災地でも日本人は略奪はせず、秩序正しく行動し、苦しみに耐え、空き巣狙いや強盗などの火事場泥棒はほとんどいない” と世界中の人が称える虚構の日本人像を壊してはいけないから、マスコミは報道しないようです。 と、言ってました。
“恥の文化”の集大成の“武士道”は、もう日本には存在しないのでしょうか?。
そういえば、どこかの国の総理大臣も“武士道”はご存じないようですから、無理もないのかも知れません。 でも、それではどこかの国の国民は大変困ることになるのですが。
“おしゃべり九官鳥”