連休に福島県いわき市小名浜の漁港に行ってきました。 震災後の3月21日時点での小名浜漁港は大小の漁船が港の岸壁に打ち上げられ、見るも無残な状況でした。
小名浜に親戚がいるので、震災後、常磐道がいわき中央まで開通した時点で、米や野菜の食糧品と飲料水を車に積んで救援に向かいました。 その時点では小名浜の漁港周辺は、がれきの山で、電気も水道も供給されていませんでした。 ララミュウーもさんま水族館も津波の被害を受けて、廃墟のようでした。 福島第一原発の風評被害で、水も食料も何も届かず、大変な状況でした。
5月3日の小名浜の町は、がれきの山もかなりかたずけられて、大幅にきれいになっていました。 特に小名浜漁港の沈没船や岸壁に打ち上げられた漁船のほとんどが撤去され、残り2隻になっていました。
残りの2隻を大型のクレーン船で釣り上げている現場を見てきましたが、大きな鎖を船に巻きつけ釣り上げる光景は、圧倒的な迫力で4時間も固唾を呑んで見ていました。 プロのカメラマンも大きなカメラで夢中になって撮影していました。
私も手持ちの携帯電話で撮影しましたので掲載しておきます。被災者の方々は本当に大変でしょうが、 早くもとの状態に戻って、活気ある小名浜漁港を見せて下さい。
“おしゃべり九官鳥”